楽天、交流戦初V目前で足踏み…反撃及ばず2戦連続1点差負け、古謝6回4失点

● 楽天 3 - 4 広島 ○
<2回戦・楽天モバイル>

楽天は2試合連続の1点差負けで6カードぶりの負け越し。交流戦初優勝の行方はあす16日の最終戦(対広島)に持ち越しとなった。

先発の古謝は2回、二死一塁で8番・佐藤に四球を与えると、9番・二俣、1番・秋山に連続適時打を浴び2失点。6回も一死一、三塁から6番・坂倉、7番・堂林に連続適時打を許し、6回9安打4失点で2敗目(1勝)を喫した。

前夜14残塁で完封負けを喫した打線は、この日も序盤は好機であと一本が出ない重苦しい展開。それでも4点を追う7回、6番・浅村の右越え二塁打、7番・渡邊佳の中前打で無死一、三塁とし、8番・太田が左中間突破の2点適時三塁打を放ち19イニングぶりの得点をマークした。なおも無死三塁と好機は続き、9番・小深田の左犠飛で3点目。久々の集中打で1点差に詰め寄った。

しかし、8回以降は追加点を奪えず6月に入り初の連敗。交流戦優勝の可能性は楽天とソフトバンクの2球団に絞られており、このあと18時開始予定の阪神戦を控えるソフトバンクの結果次第で、16日の優勝条件が変わってくる。

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