地震の爪痕色濃く「ツインブリッジのと」暫定復旧へ1年半程度

能登半島地震で被害を受けた石川県七尾市のツインブリッジのとについて、県は暫定的な復旧に1年から1年半程度かかる見通しを示しました。

七尾市中島町と能登島を結ぶ全長620メートルのツインブリッジのとは、元日の地震で橋を支える部材が損傷し段差が生じたため、通行止めが続いています。

復旧工事に必要な部材の製作に時間がかかり、高度な技術も必要になることから、完全復旧には3年程度かかるとみられています。

馳知事は橋は住民にとって重要な生活道路で、観光面でも欠かせないとし今後、県が損傷箇所を仮の部材に交換する応急工事を進めることにしています。

安全性が確認されれば、通行可能な車両を限定することも検討し、1年から1年半後の暫定供用を目指します。

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