着物文化と西洋のファッションが融合 ファッションカンタータ 吉岡里帆さんもランウェイ 京都市下京区で開催

京都が誇るきもの文化と西洋のファッションが融合したステージイベント「ファッションカンタータFrom(フロム)KYOTO(キョウト)」が、京都市下京区の京都劇場で行われました。このイベントは、日本の和装文化の中心地・京都から、世界に向けてファッション文化を発信しようと、京都の和装業界などでつくる開催委員会と京都商工会議所が毎年行っているものです。30回目となる今回は、古き日本の伝統を再認識し、未来へ伝えていこうと「Present(プレゼント)for(フォー)our(アワー)Future(フューチャー)」をテーマに、和装・洋装合わせて44点が披露されました。今回のゲストモデルのひとり、京都市出身の俳優・吉岡里帆さんは、大正時代を代表する画家・竹久夢二の世界をモチーフに、紙風船をあしらった着物姿で登場しました。また元乃木坂46の松村沙友理さんが、伝統的な丹後ちりめんの生地にハートや蝶をあしらったカラフルな着物でランウェイを歩くと、客席からは拍手が起こるなど、ショーは華やかに繰り広げられました。

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