「きゅるんきゅるん」とした顔の子猫 表情豊かなコに成長し、2年後には想像以上の「渋い顔」を披露!

猫の2年間での成長ビフォーアフターにほっこり!

引用元:@chatoramaru_mog

紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@chatoramaru_mogさんが「きゅるんきゅるんからの、今」と投稿していた、愛猫・茶虎丸くん(取材時3才2カ月)の2枚の写真。

1枚目には、まだ家に来て間もない、生後2カ月の頃の茶虎丸くんの姿が写っています。きゅるんとしたまん丸の大きな目がなんとも可愛らしいですね!

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飼い主さんに話を聞くと、茶虎丸くんは飼い主さんが初めてお迎えした猫なのだそう。

当時の茶虎丸くんは臆病な性格のためか威嚇してくることがあり、「仲良くなれるのだろうか」と不安になることもあったのだとか。飼い主さんは、「なんとか茶虎丸と距離を縮めようと、手探りで関わっている時期でした」と、当時を振り返ります。

それから、茶虎丸くんはどのようなコに成長したのでしょうか。

2年後の茶虎丸くんは

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2枚目の写真には、2才半頃に撮影した茶虎丸くんの姿が。すっかり体が大きくなっており、毛のモフモフ度がアップしていてゴージャスな印象に!

なぜかこのときは、子猫のときの「きゅるんきゅるん」の顔からは想像できないような「渋い顔」をしていた茶虎丸くん。撮影当時は、一体どのような状況だったのでしょうか。

飼い主さん:
「視界の端で近くに座り込んでいるなとは思っていましたが、よくよく見るとめちゃくちゃ渋い顔をしていて、思わず笑いながら撮ったものです。

眠いなら寝ればいいのに、何を思ったか一生懸命耐えていたのがおもしろかったですね」

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飼い主さんは2枚の写真を比較して、「あんなきゅるんきゅるんでビクビクしていたのが、こんな渋い顔をするようになるとは……。しかも2年で!」と思ったそうです。

3才になった茶虎丸くんは、どんどん表情豊かに!

引用元:@chatoramaru_mog

3才になった茶虎丸くんは、成長するにつれてどんどんと表情豊かになっているそう。茶虎丸くんを迎え入れるまで、飼い主さんは「猫はクールで飄々としている」と思っていたそうですが、茶虎丸くんと暮らし始めて猫のイメージが変わったといいます。

飼い主さん:
「たとえば、出かける準備をしていると『嘘だろ!?』って顔をして行く手を阻んできたり、帰りが遅くなると無言で佇んで怒った顔を見せたり。私に元気がないと察するとキリッとした顔で隣に寄り添ってくれたりと、顔で意思表示をしてきます。

感情が隠しきれていないところや、甘えん坊で手のかかるところなんかも大変愛おしいです」

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日常でさまざまな表情を見せてくれる茶虎丸くん。飼い主さんは、茶虎丸くんの表情を見て気持ちが理解できたり、意志疎通が図れたりしたときに「仲良くなれたんだな」と実感し、喜びを感じているようです。

どんなときもそっと近くにいてくれる茶虎丸くん。今伝えたい思いとは

引用元:@chatoramaru_mog

臆病な部分もあるけれど、茶虎丸くんはとても心優しい性格のコに成長しました。一度心を許した家族には、無防備な姿を見せてくれるといいます。

普段は静かなタイプではあるものの、自分の要求はしっかり伝えるコだという茶虎丸くん。遊びたかったりなでてほしいときには、飼い主さん夫婦に「遊ぶぞ」「なでてくれ」と無言の圧をかけてくるのだとか。満足するとその場からいなくなるという、気分屋な一面もあるといいます。

また、茶虎丸くんは人にべったりするタイプではないけれど、とっても甘えん坊なコ。気づいたら飼い主さんの近くにいるといい、家の中では飼い主さんのことを静かに“ストーカー”しているそうです。

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そんな茶虎丸くんの行動に、飼い主さんは何度も救われたことがあるといいます。

飼い主さん:
「私の体調が優れないときや落ち込んでいるときには、静かに、でも普段より手の届くような近くで寄り添ってくれたりします。私が疲れている様子を感じ取ったときには、『一緒にお昼寝しよう』と言わんばかりにベッドへ誘導してくれたことも。

私が泣いていた際には、私の手に自分のお気に入りのおもちゃを押し付けて、おもちゃを貸してくれるような素振りを見せたこともあったんです」

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飼い主さんのことをよく見て、どんなときでもそっと近くに寄り添っている茶虎丸くん。お世話をしているのはもちろん飼い主さんですが、「飼い主さんが面倒を見てもらっている」かのような不思議な感覚になる瞬間もあるといいます。

飼い主さん:
「実は私自身、現在うつ病で療養中なんです。日中横になっていることが多く、自分を責めてしまうことも多々ありましたが、茶虎丸を見ていて『なんだ、私より茶虎丸のほうがよっぽど寝てるじゃん。なんにもしてなくても可愛いし』と、休養することを少しずつ肯定できるようになったと思います」

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そんな茶虎丸くんについて、可愛い息子のような存在でありながら、「猫の過ごし方を真似させてもらっている、休憩の達人であり先生でもあります」と話す飼い主さん。

大切な家族の一員となった茶虎丸くんへ、飼い主さんは次のような思いを話しています。

飼い主さん:
「できるだけ長いこと一緒にいたいものですが、どうしても猫の寿命は人よりも短いです。せめて一緒に過ごしている間だけでも茶虎丸に『幸せだ』と感じてもらえるよう、これからも毎日たくさん愛情を伝えていきたいと思っています」

写真提供・取材協力/@chatoramaru_mogさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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