英キャサリン妃がパレードに参列 がん公表後初めて公の場に姿

英バッキンガム宮殿のバルコニーで子どもたちと共に群衆に手を振るウィリアム皇太子(中央奥)とキャサリン皇太子妃(右奥)=15日、ロンドン(AP=共同)

 【ロンドン共同】英国のキャサリン皇太子妃(42)が15日、チャールズ国王(75)の誕生日を祝うパレードに参列した。公の場に姿を見せるのは昨年12月以来で、今年3月にがんを公表してから初めて。白のドレスにつばが広い帽子姿で3人の子どもと馬車に乗り、沿道の群衆に笑顔で手を振った。

 あいにくの雷雨の中、兵士ら1400人以上や音楽隊がロンドン中心部を闊歩。午後からは晴れ間ものぞき、空軍の儀礼飛行も予定通り実施された。キャサリン妃は夫のウィリアム皇太子ら他の王室メンバーとともに、バッキンガム宮殿のバルコニーから観覧した。

 キャサリン妃は化学療法を受けている。

チャールズ英国王の誕生日を祝うパレードに参列したキャサリン妃=15日、ロンドン(ロイター=共同)

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