オリ村西が6回無失点…楽天のドラ7新人好投 ロッテは一歩及ばず、15日のパの2軍戦結果

くふうハヤテ戦に登板したオリックス・村西良太【画像:パーソル パ・リーグTV】

村西良太が6回8奪三振、楽天の高卒ルーキーも好投

パ・リーグの2軍公式戦が15日、3試合が行われた。オリックスは2番手の村西良太投手が6回無失点の好投を見せるなど、くふうハヤテ(杉本商事BS)に3-1で勝利した。

オリックスは2回に悪送球の間に1点を先制。7回には大里昂生内野手の適時打と暴投で2点を追加した。先発の齋藤響介投手は、2回無安打1奪三振無失点、2番手の村西は4回2死一、二塁のピンチをしのぐと、8回まで投げきり、6回86球3安打1死球8奪三振無失点の内容だった。9回に登板した横山楓投手は1点を失うも、後続を抑えて3-1で試合終了。連敗を「4」で止めた。

楽天はDeNAに0-5で敗れた。先発したドラフト7位ルーキーの大内誠弥投手は初回に内野ゴロの間と、味方の失策で2点を失う。3回にも失点し、6回98球5安打2四球2奪三振3失点(自責点2)で降板した。一方で打線は、得点圏に走者を出すも得点につながらず。7回から登板した吉川雄大投手が8回に2失点(自責点1)を喫し、0-5で試合終了。3安打無得点、3失策と攻守に精彩を欠き、3連敗を喫した。

ロッテはオイシックス戦(浦和球場)に3-4で敗れた。先発の美馬学投手は初回、知念大成外野手に1号ソロを浴びると、2回にも失点。同点で迎えた5回には、1死二塁から藤原大智内野手に1号2ランを浴び、スコアは2対4に。しかし、6回と7回は無失点に抑え、7回76球8安打1四球4奪三振4失点でマウンドを降りた。

打線は4回、四球などで1死一塁とし、山口航輝外野手の適時二塁打で1点を返す。なおも1死1、2塁の好機で、山本大斗外野手に適時打が飛び出し、一時同点とする。2点を勝ち越された直後の5回には、1死3塁から藤原恭大外野手に適時打が生まれ、1点差に詰め寄った。しかし、以降は8回まで毎回走者を出しながらも得点を挙げることができず、1点ビハインドのまま迎えた最終9回は、3者凡退に倒れて3-4で敗れた。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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