区歯科医師会 「定期的なチェックを」 歯と口の健康週間行事 横浜市緑区

歯科相談の様子

緑区歯科医師会(浅野倉栄会長)は6月6日、「緑区歯と口の健康週間行事」を緑区役所前のピロティで実施した。緑福祉保健センターと共催。

同取組は、4日から10日の「歯と口の健康週間」を区民に周知させることを目的としている。当日は来庁者らを対象に今後の歯科保健事業運営の参考のための「お口の健康に関するアンケート調査」を実施。アンケートの回答者(103人)には同週間行事の広報チラシに加えて歯みがき粉などが配布された。また、回答者の内希望者には緑区歯科医師会会員歯科医師による歯科相談を行った。

歯科相談を受けた80代女性は「食事の際に入れ歯と歯ぐきの間に食べ物が挟まってしまうのでアドバイスを頂いた」と話した。また、70代女性は「緑スポーツセンターで歌を歌いながら体を動かす教室に通っているんだけど、その事を話したら『歌う事はとても良い事だ』と言って頂いた」と笑顔を見せた。

浅野会長は「歯周病は慢性疾患なので、一時的に痛みが治まったとしても治ったわけではない。生活習慣や口腔内の状態によって異なるが3、4カ月に一度は歯科医による定期的なチェックをお勧めしたい」とした。

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