リバプール、躍進のシュトゥットガルト主将アントンを注視?遠藤航の移籍から関係良好

バルデマール・アントン 写真:Getty Images

リバプール(イングランド1部)が、シュトゥットガルト(ドイツ1部)に所属するドイツ代表DFバルデマール・アントン(27)の獲得に興味を持っているようだ。

ハノーファー下部組織出身のアントンは2016年にトップチーム昇格を果たすと、2020年夏にシュトゥットガルトへ移籍。対人守備の強さなどを武器にキャプテンに就任した今季はブンデスリーガ33試合に出場してクラブの2位フィニッシュに大きく貢献した。

ドイツ『シュポルト・ビルト』によれば、今夏に母国のドイツで開催されるユーロ2024の代表メンバーにも選出されたアントンに対して、リバプールがシュトゥットガルトに獲得可能か打診したという。それ以来、リバプールはドイツ代表DFのパフォーマンスを注意深く見守っているようだ。

また、ユルゲン・クロップ監督に代わってリバプールの新指揮官に就任するアルネ・スロット監督は、元カメルーン代表DFジョエル・マティプが契約満了に伴い退団することから守備強化に熱心だという。リバプールは昨夏にシュトゥットガルトから日本代表MF遠藤航を獲得しており、それ以来両クラブは良好な関係を築いているようだ。

シュトゥットガルトと2027年夏まで契約を結んでいるドイツ代表DFには2250万ユーロ(約37億7000万円)のリリース条項が含まれているとのこと。ただ、今季のブンデスリーガを無敗で優勝したバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)とボルシア・ドルトムント(同1部)も目を光らせているようだ。

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