【女子バレーNL】日本は若手主体のセルビアに“ストレート勝利” 前日にパリ五輪切符獲得が決定

【一覧】試合前の世界ランク 日本は7位

◇バレーボールネーションズリーグ2024女子大会予選ラウンド 日本 3-0セルビア(15日、西日本総合展示場)

前日世界ランクのポイントによる計算上、パリ五輪の出場権を獲得した日本(世界ランク7位)。予選ラウンド第11戦では、セルビア(世界ランク9位)と対戦。日本はすでにこの予選ラウンド7位以内が確定し、20日からタイで開催される決勝トーナメント進出が決定。ここまでの予選ラウンド日本は7勝3敗、セルビアは3勝7敗。この試合のセルビアは若手主体のメンバー構成となりました。

第1セット、日本は荒木彩花選手のブロック、石川真佑選手、古賀紗理那選手のスパイクなどで得点。序盤は接戦だったものの、セルビアのタッチネットのミスもあり中盤からリードを広げていきます。終盤にラリー戦から古賀選手のスパイクで得点を奪った日本、第1セットを25-22で制します。

第2セット序盤も日本のペース。林琴奈選手のスパイク、石川選手のサービスエースなどで6-2とリード。その後も岩崎こよみ選手のブロック、山田二千華選手のアタックなども決まり、16-9とさらにリードを広げます。その後、セルビアに4連続ポイントを許し点差を縮められた日本でしたが、宮部藍梨選手のアタックで25点目。日本は25-18で2セット連取に成功します。

第3セット日本は石川選手のバックアタック、古賀選手のブロックで得点を奪い序盤からリード。その後も石川選手がサービスエースを決めるなど、流れは完全に日本へ。最後は古賀選手が得点を奪い25点目。日本は3-0(25-22、25-18、25-15)でセルビアを撃破。パリ五輪の切符獲得後、最初の試合を勝利で飾りました。

これでネーションズリーグ予選ラウンドは8勝3敗。そして世界ランクのポイントは8.68が加算。7位日本のポイントは331.62、現時点で6位中国との差は1.99となっています。今大会の予選ラウンド終了時の世界ランクは、パリ五輪の組み合わせに影響します。

【ネーションズリーグ 日本の日程】

◆トルコ開催

第1戦 勝 3-2 トルコ

第2戦 勝 3-0 ブルガリア

第3戦 勝 3-0 ドイツ

第4戦 負 0-3 ポーランド

◆中国開催

第5戦 負 2-3 ブラジル

第6戦 勝 3-0 フランス

第7戦 勝 3-1 中国

第8戦 勝 3-1 ドミニカ共和国

◆日本開催

第9戦 勝 3-0 韓国

第10戦 負 2-3 カナダ

第11戦 勝 3-0 セルビア

第12戦 アメリカ(6月16日)

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