【オート】森且行が地元川口で優勝戦に進出 大ケガから復帰後初Vを狙う

 準決2着で今年4回目の優出を果たした森且行

 「川口市営第3回第2節」(15日、川口)

 人気オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=が3日目11Rの準決勝戦で2着に入り、今年4回目の優勝戦進出を果たした。昨年4月6日に大ケガから復帰後は、36節目で13回目のファイナル進出だ。

 レースは逃げた石井大輔(川口)を2周1角で川原剛(川口)が差したが、好ダッシュで序盤から攻めた森が3周3角で川原を差して先頭。しかし、猛追した中村雅人(川口)が5周1角で森を差して1着。森が2着をキープした。

 「電気位置を変えて良くなったけど、まだ伸びが止まる。でも、抜いて行く足はあった。きょうのタイヤは4走目で全て2着。準決だから2着を取れればと思っていました。明日は電気位置を少し変えてタイヤは交換。5月の優勝戦は3、2着だったから、今度は1着?いやいや3着かな」とおどけた。

 16日の12Rに行われる優勝戦で森は2020年11月3日のSG・日本選手権オートレース(川口)以来、3年7カ月ぶり通算33回目の優勝を目指す。

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