バレー女子 石川真佑が笑顔でパリ五輪出場決定報告「きょう皆さんの前で勝つ姿を見せられたよかった」チーム最多17得点

 第1セット、スパイクを決め喜ぶ石川真佑(4)ら日本代表(撮影・中田匡峻)

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本3-0セルビア」(15日、西日本総合展示場)

 すでに6大会連続となるパリ五輪出場が確定した日本がセルビアを3-0(25-22、25-18、25-15)のストレートで破った。石川真佑(ノバラ)は「五輪は決まったがきょうの試合も大事。良い準備をして入った」と振り返り、チームトップの17得点については「はい。よかったです」と笑顔を見せた。

 フルセットの激闘の末に敗れた13日のカナダ戦は、途中でベンチに下がった。それだけにこの日は「スパイクやディフェンス面で課題がある中できょうはいいプレーもあった。そこは自信を持って次につなげたい」と話した。

 五輪出場決定については「カナダ戦で負けたが、ポイントで切符をつかんだ。きょう皆さんの前で勝つ姿を見せられたよかった。いつもご声援ありがとうございます」とファンに報告。16日の米国戦へ向けては「あしたも負けられない試合。五輪につながる大事な試合になるので、チーム全員でいい準備をして勝ちにいきたい」と意気込んだ。

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