阪神が4位転落 大幅打順変更実らず完敗 2カード連続負け越しで貯金尽きる

 敗戦が決まって席を立つ岡田監督(80)=撮影・立川洋一郎

 「ソフトバンク6-2阪神」(15日、みずほペイペイドーム)

 阪神が連敗を喫し、再び貯金が0となった。

 先発のビーズリーがソフトバンク打線に打ち込まれた。今季最短となる五回途中で来日ワーストの6失点でKO。初回2死二、三塁から近藤に左中間へ先制3ランを被弾すると、五回には笹川にプロ1号ソロを浴びた。試合前まで防御率0点台を誇っていたが、勢いを止めることはできなかった。

 打線は6点を追う六回。先頭の中野が右前打で出塁した。1死一塁からは、この日4番で起用された佐藤輝が東浜のシンカーを右翼線に運び、二、三塁と好機を拡大。その後、前川の一ゴロの間に三走・森下が生還した。チームにとって17イニングぶりとなる得点。八回にも糸原が中前適時打を放ったが、序盤の失点が大きすぎた。

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