住友電工、中国蘇州の第3期工場が稼働

住友電工、中国蘇州の第3期工場が稼働

13日、住友電工(蘇州)電子線製品の電子ワイヤー第3期工場の竣工と生産開始を祝う式典。(蘇州=新華社配信)

 【新華社南京6月15日】中国江蘇省蘇州市にある蘇州ハイテク産業開発区の商務部門は14日、電子機器用電線の製造・販売を手がける住友電工(蘇州)電子線製品の電子ワイヤー第3期工場が竣工し、生産を始めたと明らかにした。

 同社は電線大手の住友電気工業が2001年に設立。20年余りの間、増資や生産拡大を続けてきた。新工場が設計生産能力に達した後、年間6千キロメートル分の生産能力が追加される見通し。新エネルギー車(NEV)用電線の生産能力を高め、中国市場の急速な成長に対応するとともに、地域の新エネ車産業の発展、拡大をけん引していきたいとしている。

 住友電工の常務執行役員で電子ワイヤー事業部長の横井清則氏は、スマート工場の構築や生産効率の向上、より質の高い製品の生産に向け、新工場を一日も早く軌道に乗せたいと語った。

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