パキスタン7000M級の山で日本人男性2人遭難 捜索隊が1人の遺体収容

パキスタン北部で登山中に行方不明になった日本人男性2人の捜索活動が行われ、地元当局は、1人の遺体が見つかったことを明らかにした。

6月12日、パキスタン北部のカラコルム山脈にある標高7000メートル余りのスパンティーク峰を登っていた日本人男性2人が行方不明になった。

地元のツアー会社によると、行方不明になっているのは、平岡竜石さん(55)と田口篤志さん(36)だという。

地元当局は13日、ヘリコプターによる捜索で2人とみられる人影を確認したが、悪天候などで近づけず、陸路で現場に向かったところ、15日に1人の遺体が見つかったという。

地元当局は、遺体の身元確認を急ぐとともに、残る1人の捜索活動を続けている。

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