沖縄県議選の期日前投票率は18.35% 前回を1.03ポイント下回るも過去2番目の高さ 20万7993人

はがきを手に期日前投票所を訪れる有権者ら=8日、沖縄県の南風原町役場

 16日投開票の沖縄県議選は8~15日に期日前投票が実施され、無投票となった石垣市区を除く12選挙区で計20万7993人が投票を済ませた。投票率に換算すると18.35%で、過去最高だった前回2020年を1.03ポイント下回った。

※県選管は16日午後、期日前投票の総数を20万7993人に修正した。名護市の集計が2人増えたため。

 沖縄県選挙管理委員会が15日夜、発表した。県内の当日有権者数(見込み)は石垣市区を除く12選挙区で113万3391人(6日時点)。

 投票率は前回を下回ったものの、期日前が導入された2004年以降の県議選では2番目に高い水準だった。選挙区別で期日前の投票率が最も高かったのは国頭郡区の22.70%(前回比2.23ポイント減)、最も低いのは豊見城市区で13.48%(3.08ポイント減) 。有権者数が最も多い那覇市・南部離島区は18.18%(1.03ポイント減)となっている。

 前回は名護、うるま、浦添、石垣の4市区が無投票だった。比較できる9選挙区のうち、宮古島市を除く全てで今回の投票率は前回を下回った。

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