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「全日本大学野球選手権・準決勝、早大4-3東日本国際大」(15日、神宮球場)
早大が延長十回タイブレークの末、4-3で東日本国際大を下した。決勝は16日に神宮球場で行われる。
今秋ドラフト候補の早大・吉納翼外野手(4年・東邦)が一振りで敗戦危機を救った。2点を追う六回2死一、二塁。ど真ん中の直球を捉え、柵越えを確信した。右翼スタンドに突き刺さる逆転3ラン。右手でガッツポーズを繰り出し、感情を爆発させた。
「自分がなんとかしたいと思いました」。延長十回タイブレークの1死満塁では、左犠飛を放ちチームの全4得点をたたき出した。高校時代も2年春に優勝したセンバツの準決勝で3ランを記録。「3ラン男なんじゃないかな」とはにかんだ。
決勝は自身が「最強軍団」と称する青学大と対戦。今大会2本塁打を放っている佐々木は、1年生の頃からライバル視した相手だ。「スーパー1年生として活躍しているのが悔しかった。決勝で戦えるのは本当にうれしい」。自らの打棒でチームを2015年以来9年ぶりの頂点に導く。