15日の函館3Rで1番人気サンマルブーケを勝利へ導き、藤田菜七子騎手(26)=美浦・根本=が今年のJRA4勝目、同通算164勝目を挙げた。外枠から積極的にハナを奪うと、直線でもしぶとさを発揮してそのまま押し切った。
菜七子は「1000メートルでも前へ行けるくらいゲートが速く、スイスイと楽に走れました。最後に物見をするような感じもあり、まだ余裕はありそうでした。もっともっと良くなりそうです」と振り返った。これが自身にとって函館初勝利。「来たのは2度目ですけど、勝ててうれしいです」と笑顔で喜びを伝えた。