電光石火被弾も前回王者イタリア、インテルコンビ弾でアルバニアに逆転勝利【ユーロ2024】

[写真:Getty Images]

ユーロ2024グループB第1節、イタリア代表vsアルバニア代表が15日に行われ、イタリアが2-1で逆転勝利した。

スペイン代表とクロアチア代表が同居する今大会の死のグループB。前回王者イタリアは守護神ドンナルンマやバレッラ、ディ・ロレンツォらが先発。

一方、2大会ぶり2度目の出場となるアルバニアはディムスティやアスラニ、ブロヤらが先発となった。

3トップにスカマッカ、ペッレグリーニ、キエーザを据える[4-3-3]で臨んだイタリアに対し、アルバニアが開始1分に衝撃の先制点。ディマルコのスローインをボックス内でカットしたバイラミがそのままシュートを叩き込んだ。

自滅により出鼻を挫かれたイタリアが前がかる中、10分後に追いつく。ショートコーナーの流れからペッレグリーニのクロスをバストーニがヘッドで押し込んだ。

そして5分後には一気に逆転する。前線に人数をかけた流れからルーズボールに反応したペナルティアーク内のバレッラが右足ボレーで一閃。これがゴールに突き刺さった。

さらに攻勢を続けるイタリアは33分に3点目の絶好機。敵陣でボールを奪い返した流れからスカマッカのスルーパスでボックス右に抜け出したフラッテージがループシュート。しかしGKストラコシャに阻まれボールは右ポストに直撃した。

続く40分にもペッレグリーニのヘディングパスからスカマッカが決定機を迎えたが、ここもGKストラコシャの好守に阻まれ、2-1で前半を終えた。

迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がった中、徐々に前半同様イタリアがボールを持つ展開に。

膠着状態が続いた中、後半半ばを過ぎてキエーザとペッレグリーニに代えカンビアーゾとクリスタンテを投入し守備の強度を上げていく。

逃げ切りの体勢を作ったイタリアは試合を膠着させながら最終盤へ。90分にはロングボールに抜け出したマナイに決定機を許したが、シュートは枠を外れた。

バストーニ、バレッラのインテルコンビ弾で電光石火被弾を跳ね返した前回王者イタリアが逆転勝利で白星スタートとしている。

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