西村優菜「最近では一番」の好感触で14位 渋野日向子は33位に後退

3日連続「69」で通算9アンダーの西村優菜(撮影/亀山泰宏)

◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック for Simply Give 3日目(15日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72)

首位スタートのグレース・キム(オーストラリア)が7バーディ、1ボギーの「66」でプレーし、通算17アンダーの単独首位で最終日へ。後続に5打差をつけ、ルーキーシーズンに制した2023年「ロッテ選手権」以来の2勝目に向けて前進した。

通算12アンダーの2位に、今季限りでの引退を表明しているレキシー・トンプソン、2023年「全米女子オープン」覇者のアリセン・コープス、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、アリー・ユーイング、アン・ナリン(韓国)の5人が続く。

日本勢の最高位に立ったのは16位スタートの西村優菜。5バーディ、2ボギー、3日連続の「69」をマークし、通算9アンダーの14位でムービングデーを終えた。

西村は「久しぶりにアイアンショットが良い感じだった」と、パーオン率は今週自己ベストの83%(15/18)を記録した。最終18番(パー5)もバーディで締めくくり、「ビッグスコアは出せなかったけど、ここ最近では一番いいフィーリングだった」という納得の内容。最終日に向けても「明日はパットが入って、もう一回かみ合ってくれれば」と期待を込めた。

同じく16位から出た古江彩佳は、最終18番(パー5)で約7mのイーグルパットを決めるなど「70」で回り、通算8アンダーの19位。10位スタートの渋野日向子は1イーグル2バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「73」とスコアを落とし、通算6アンダーの33位に後退した。

西郷真央は「70」でプレーして通算4アンダー。63位から47位に浮上した。

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