高校生が描いた絵本原画、200色で「びわこの魚」 滋賀県東近江市で展示会

絵本「はじめてのびわこの魚」の原画を紹介する企画原(東近江市・能登川図書館)

 滋賀県の高校生黒川琉伊さんの絵本「はじめてのびわこの魚」の原画を紹介する企画展が、同県東近江市の能登川図書館で開かれている。

 会場には、中学生時代に出版された絵本の原画42点に加え、ルアーなど未収録の絵、黒川さん手作りのフェルト製の湖魚が並ぶ。アユやビワマス、ビワコオオナマズなどが200色の色鉛筆で色鮮やかに描かれ、絵の周囲に形状や生態の特徴など詳細な観察記録を記している。

 黒川さんは幼少から湖魚に興味があり、飼育や研究に取り組み、各地で活動を続けている。7月7日まで(月曜と火曜休館、6月28日休館)。無料。

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