力士と子ども土俵で笑顔 福島合宿 荒汐部屋「相撲体験会」

土俵で丹治と相撲を楽しむ子どもたち

 福島県福島市で合宿中の大相撲荒汐部屋の力士と子どもたちが交流する「相撲体験会」は15日、市内のこむこむで開かれた。同市出身の「大波3兄弟」や「丹治兄弟」らが参加者と交流を深めた。

 こむこむの主催。大波3兄弟の長男若隆元(32)=本名・大波渡=と次男若元春(30)=本名・大波港=、三男の若隆景(29)=本名・大波渥=、丹治兄弟の兄大賀(21)=本名・丹治大賀=と弟丹治(18)=本名・丹治純=、荒汐親方(元幕内蒼国来)らが参加した。

 若隆元らが小学生以下の子どもたちと取組などを通じて触れ合った。四股の踏み方や決まり手を紹介し、若元春や若隆景との記念撮影会も開かれた。

 会場では福島民報社が参加者に特製うちわを配布した。

 荒汐部屋の朝稽古の一般公開は16日に最終日を迎える。場所は福島市相撲場で、時間は午前7時30分から午前9時30分まで。

© 株式会社福島民報社