林家正蔵 弟・三平の「笑点」出演は本番当日「足を見て」分かった

 林家正蔵

 落語家の林家正蔵が16日、フジテレビ系「ボクらの時代」で、弟の林家三平が日本テレビ系「笑点」に出演が決まったときの裏話を明かした。

 この日は正蔵、春風亭小朝、春風亭一之輔の鼎談(ていだん)を放送。その中で一之輔が、笑点出演が決まったときに、誰にも言わなかったが、師匠にだけは3日前に話をしたと打ち明けた。

 これに小朝が、正蔵へ「弟が笑点に入ったじゃない?弟が笑点に入るって聞いたときはどう思った?」と質問。正蔵の弟の二代目林家三平は16年から21年まで「笑点」に出演していた。

 正蔵は「うちの家族は誰も知らなかったんです」と言い「どうも近頃、弟のスケジュールがNHKリハ、NHKリハってなってて。当日もNHK本番って書いてあって、なんだろうって(思っていた)」と、謎のスケジュールに疑問は持っていたという。

 そして「笑点」の新メンバー発表の日。たまたまテレビを見ていた正蔵は「足袋と雪駄と足だけコマーシャルの前に『この人です』って映って。足を見た時に弟だ!って。なにがNHKだよ、日本テレビじゃねえかよって」と仰天したという。

 ただ兄弟では「あんまり落語の話はしない」ともいい「兄弟は難しい」とも吐露していた。

© 株式会社神戸新聞社