キャセイ航空が香港発運賃の燃油サーチャージ引き下げ…7月1日発券分から

香港国際空港に駐機するキャセイパシフィック航空機=(資料)2023年12月本紙撮影

 香港国際空港を拠点とするキャセイパシフィック航空は6月15日、翌月(7月)1日以降の 香港発券分の航空券(香港発運賃)について、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を引き下げると発表した。

 同社公式ホームページ掲載情報によれば、いずれも香港発着(1名につき1区間あたり)の南西太平洋・北米・欧州・中東・アフリカ線が923香港ドル(日本円換算:約1万8600円)から719香港ドル(約1万4500円)に、南アジア亜大陸線が440香港ドル(約8900円)から343香港ドル(約6900円)に、短距離線が207香港ドル(約4200円)から161香港ドル(約3200円)になるとのこと。中国本土線については変更なし。

 なお、日本発券分の航空券(日本初運賃)については、記事執筆時点で同社日本語公式サイトに掲載されている燃油サーチャージは4月30日付でアップデートされたもので、2024年6月1日から2024年7月31日までいずれも1名につき1区間あたり日本〜香港・台北間が1万円、香港〜南西太平洋・北米・欧州・中東・アフリカが1万8500円、香港〜南アジア亜大陸が9000円、上記以外が4500円となっている。

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