明治大学博物館でNHK連続テレビ小説「虎に翼」に関連した企画展を開催中 6/21はイベントも

明治大学博物館(東京都千代田区)では、NHKの連続テレビ小説「虎に翼」の放送に合わせ、2024年10月28日(月)まで、展覧会「女性法曹養成機関のパイオニア-明治大学法学部と女子部-」(大学史資料センター主催)と「虎に翼」展(NHK財団主催)を開催している。6月21日(金)には長く鳥取県で活躍した中田正子さんをモデルとする鳥取県弁護士会のマスコットキャラクター「まさこ先生」が、母校・明治大学を訪問するイベントも行う。観覧料無料。

明治大学は、いち早く法学を志す女性に門戸を開くため、1929年4月に専門部の一部門として女子部を設置。1931年には女子部の卒業生に対して明治大学が設置する学部への入学を認め、その結果、女子部と法学部で学んだ女子学生のなかから、三淵嘉子、中田正子、久米愛という3名の日本初の女性弁護士が誕生した。その後もしばらくは、女性弁護士の多くが明治大学女子部と法学部で学んだ者たちで占められていた。

大学史資料センター主催の展覧会「女性法曹養成機関のパイオニア-明治大学法学部と女子部-」では、日本における女性法曹養成のさきがけとなり、日本初の女性弁護士を輩出した明治大学法学部および専門部女子部(1929年設置)と、その卒業生について紹介する。また、NHK財団主催「虎に翼」展では、「番組紹介パネル」や番組小道具、劇中衣装、出演者全身パネル、セット再現などを通して、連続テレビ小説「虎に翼」の世界を紹介する。

なお、6月21日(金)には明治大学卒業後、長く鳥取県で活躍した中田正子さんをモデルとする鳥取県弁護士会のマスコットキャラクター「まさこ先生」が、母校・明治大学を訪問するイベントを開催。当日は「まさこ先生」が企画展を見学するほか、明治大学のマスコットキャラクター「めいじろう」とのコラボレーションも予定している。来場者はまさこ先生・めいじろうとの記念撮影が可能。来場予約は不要。

<連続テレビ小説「虎に翼」放送に関連した企画展>

会期:2024年3月25日(月)~10月28日(月)

※日曜日・祝日(休日授業実施日は開館)、8月10日~16日、8月1日~9月19日の土曜日は休館

時間:月曜日~金曜日10時~17時(入館は16時30分まで)、土曜日10時~16時(入館は15時30分まで)

会場:明治大学博物館 特別展示室(明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン地階)

費用:無料

<まさこ先生 明治大学博物館訪問イベント>

日時:2024年6月21日(金)14:00〜14:30

内容:①明治大学史資料センター所長・村上一博法学部教授の歓迎あいさつ

②鳥取県弁護士会長あいさつ(代読・同弁護士会所属足立珠希弁護士)

③岩田合同法律事務所・田路至弘弁護士あいさつ(岩田事務所は、かつて中田正子弁護士が所属)

④記念撮影(特別展示室内を含む)

参考:【明治大学】連続テレビ小説「虎に翼」放送に関連した企画展開催のお知らせ(3/25~10/28)

© 大学ジャーナルオンライン