山本由伸にアクシデント発生!右上腕三頭筋の張りで2回緊急降板 ブルペンから肩を気にする動きも

山本由伸(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース山本由伸投手(25)にアクシデントが発生した。15日(日本時間16日)のロイヤルズ戦(ドジャースタジアム)で先発した山本は2回を投げ終えて体調に異変が発生し、緊急降板した。2回まで1安打無失点の問題ない内容だったが、28球を投げて自軍の攻撃に移ったところで、ベンチがあわただしくなった。

投手コーチがブルペンと連絡を取り、ロバーツ監督も心配そうにベンチを行き来。山本はダグアウトに下がり、大谷も心配そうに後を追った。ブルペンではすぐにリリーフのグローブが投球練習を開始。攻撃が終わるとグローブがマウンドに上がった。球団は上腕三頭筋の張りであることを発表した。

ここまで6勝2敗と順調に勝ち星を重ね、前回のヤンキース戦ではフォームを微調整。中7日となったこの日もテンポよくフォーシーム、スプリット、カーブを操って2回を1安打無失点、1四球と上々のスタートを切っていた。しかし、試合前のブルペンでは右肩を気にしている様子が映し出されており、投げ終えてベンチに引き揚げる際の表情もさえなかった。ルーキーイヤーで初めて体調の異変に見舞われた山本。大事に至らなければいいが…。

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