毛鉤釣りに友釣りに…アユ釣り解禁「まだ小さいけど数はいる」多くの太公望が楽しむ

石川県内の主な河川では、16日からアユ釣りが解禁され、早朝から多くの人が釣りを楽しむ姿が見られました。金沢市内を流れる犀川では、解禁を待ちわびた多くの太公望が早速、アユ釣りを楽しみました。

未明に雨が降ったものの、金沢漁業協同組合によりますと、川の濁りや増水など釣りへの影響は特にないということです。釣り人らは毛鉤などを使ってアユをつり上げ、釣果を確かめていました。

釣り人は…「まずまず、いいのではないか。形は小さいけれど数はいるのではないか」

金沢漁業協同組合八田伸一組合長「今後、もう少ししたら、形が大きくなったら楽しみだなと思いますね」

金沢漁業協同組合では、今年、35万匹の稚アユを放流していて、解禁初日は天然の物を含め体長10センチ前後のアユが多かったということです。また、去年からは、アユ釣りに必要な遊漁権をスマートフォンのアプリからも購入できるようにするなど、愛好家の拡大にも取り組んでいます。

県内でのアユ釣りは10月ごろまで楽しめるということです。

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