住宅“大爆発”の瞬間 装甲車でドア突き破ると銃声も…約130Lのガソリンで故意に引き起こしたか アメリカ・バージニア州

アメリカ・バージニア州で2023年12月、男が立てこもっていた住宅が爆発した。爆発の瞬間を捉えた映像を地元警察が公開した。

爆炎と煙…炎が家を包む

6月7日に地元警察が公開した映像。2023年12月、「近くの学校に拳銃を発砲した男がいる」との通報を受け、警察官が男の家へと駆けつけた。警察が「アーリントン警察だ!ドアから離れなさい!」と呼びかけるも、男は呼びかけに応じない。警察が装甲車を使い、家のドアを突き破ると、住宅の中から何発もの銃声が響いた。

緊張が走る中、突然、男が立てこもっていた住宅が大爆発。燃え上がる炎が家を包み、降り注ぐ破片で、パトカーのフロントガラスにも大きなひびが入った。家の近くにいた警察官も慌てて逃げ出した。この爆発により、近隣の住民など数人が負傷し、がれきの中からは男の遺体が見つかった。

当時、住宅内には約130Lもの大量のガソリンがあったということで、地元警察は、男が故意に爆発を引き起こしたとみている。また、男は精神的なトラブルを抱えていたという。
(「イット!」 6月10日放送より)

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