サウスゲート監督が改めて自身の去就に言及「最後のチャンスを掴むために…」ユーロ後の退任を示唆

写真:ユーロ後の退任を示唆したサウスゲート監督©Getty Images

イングランド代表を率いるギャレス・サウスゲート監督が、セルビア代表戦前の記者会見に出席し、自身の去就に関して見解を示した。

UEFA EURO 2024(ユーロ2024)で優勝候補の一角として見られるイングランド代表は、日本時間17日4時にグループリーグ初戦、セルビア代表との試合を控えている。

先日の記者危険で「これが(優勝の)最後のチャンスになるかもしれない」と語り、自身の去就に注目を集めたサウスゲート監督は、改めて記者団から「最後の大会になるのか」という質問を受け、このように答えた。

「私はこの職に8年就いているので、状況は理解している。すべてのコーチにプレッシャーを与えるのは嫌だが、全員にとってこれが最後の大会となるかもしれない」

「私は(主要大会を)3回経験しているので、リラックスした状態にある。対処しなければならない問題、進むべき道を知っている。素晴らしい選手とスタッフに恵まれて、とても幸運だ。最後のチャンスを掴むために何も逃さないと決心した」

サウスゲート監督は、初戦のセルビア代表との試合展開を次のように予想しており、また過去にニューカッスルやフラムでプレーしたアレクサンダル・ミトロヴィッチに警戒を示した。

「セルビアが攻撃を仕掛けてきても驚きはない。彼らは素早いプレーが持ち味だ。もちろん辛抱強いビルドアップで遅攻もできる。彼らが自陣に留まり守備を固めるとはまったく予想していない」

「彼(ミトロヴィッチ)はスキルを持った選手で、ピッチの危険なエリアを熟知している。DFを交わしたり、チャンスをものにしたり、空中でのプレーに勝利したりと、並外れた能力を持っている」

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