「ディメンタスがイカれてる」「嫌いになれない特異なキャラ」クリス・ヘムズワースの熱演に絶賛の声!『マッドマックス:フュリオサ』特別映像

『マッドマックス:フュリオサ』©︎2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

「マッドマックス」シリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』が、現在大ヒット公開中だ。このたび、熱演が話題のクリス・ヘムズワース演じるディメンタス将軍にフォーカスした特別映像「ディメンタス降臨編」が解禁となった。

全米&日本&中国ほか初登場1位!

ジョージ・ミラー監督のもと「第88回アカデミー賞」最多6部門を受賞した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に繋がる、戦いの幕が開ける——。本作では、シャーリーズ・セロンが演じたサーガ最強の戦士フュリオサの怒りの“原点”が、アニャ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースの共演で新たに描かれる。その驚愕のラストで初めて<怒りのデス・ロード>が完成する——。

5月31日(金)に日本公開を迎えた本作は、オープニング興収としては、前作『怒りのデス・ロード』の初週末(※2015年6月20~21日)の数字を超える成績を記録し、週末興行収入&動員ランキング並びに今年公開の洋画作品において初の週末動員ランキング1位を獲得、大ヒットスタートを切った。また、6月8日(現地時間)に公開となった中国でも初登場1位を獲得するなど世界中でフュリオサ旋風を巻き起こしている。既にリピーターが続出するなど盛り上がっており、今年公開の洋画No.1が射程圏内となっている。さらに、日本語吹替版/IMAX/4D/Dolby Cinema(ドルビーシネマ)/ScreenXなど全フォーマットでの上映を行っていることから、「フュリオサ2回目はウルトラ4DXってやつ見に行こ!」「音や音楽も最高で次はDolbyで見る!」「IMAXで鑑賞したけど次は吹替かな」など様々なフォーマットで作品を楽しむ声があがっており、今後もフォーマット違いでの絶賛が続くことが期待できる。

『怒りのデス・ロード』でフュリオサを演じたシャーリーズ・セロンから役を継承したアニャ・テイラー=ジョイの熱演に世界中が度肝を抜かれている中、クリス・ヘムズワース演じる本作で初登場の悪役ディメンタス将軍も話題に。SNSでは「どのキャラクターも本当にあの世界を体現してて良かったけど、やっぱり1番はディメンタス!!MVPです」「クリヘム演じるディメンタスがイカれてるせいで、あのイモータン・ジョーが治める砦の方が相対的にマシに見えるのバグりが過ぎるだろ」「クリヘムのディメンタスは、やってる事は酷いし、行き当たりばったりで頭も悪いんだけど嫌いになれない特異なキャラ」など、すでに鑑賞した人々から大絶賛。

クリス・ヘムズワースは先日、歴史ある<ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム>に名を刻み、ハリウッド殿堂入りを果たしたことでも話題にとなり、今世界で最も“熱い”ハリウッドスター。『マイティ・ソー』などでヒーローのイメージが強いクリスが、今回悪役としての怪演を披露し、役者としてさらに幅の広さを見せつけた。彼が演じたディメンタスは、荒野で爆走、略奪、侵攻、支配の限りを尽くし、フュリオサだけでなく鑑賞者全員の怒りの炎を燃え上がらせる。

「歴史上の支配者のようだ」「クリスの今回のルックが大好き」

ディメンタスは幼少期のフュリオサを誘拐し、彼女の目の前で母親を手にかけるという卑劣な男。救世主を気取り、荒廃した世界の支配者になろうとする本作のメインヴィランだ。この癖のある人物を演じるにあたり、クリスはミラー監督と何度も話し合いを重ねてキャラクター像を練り上げたそう。「彼は荒れはてた地で苦しみながら生きてきたことで、性格が歪んでしまった。かつては希望があったことを、彼は忘れてしまった」と一見傍若無人にしか見えない行動の中にも葛藤があったと分析。これにより単なる悪役ではなく、深みのあるキャラクターとしてディメンタスは誕生した。

クリスの役に対する考えに、ミラー監督も驚愕しており「クリスと初めて会った時、鋭い観察眼に驚いた。『カリスマとはどういう存在だと思う?』と問うと、『ユーモアがあり、人を魅了するリーダーのことだ』と答えたんだ」とまさに彼がディメンタスを演じるにふさわしいと熱弁。

クリスは撮影中も、ディメンタスが率いるバイカー集団の役者たちと常にコミュニケーションをとり、現場でも自ずと皆の中心にいたという。その振る舞いに対し本作のもう一人のヴィラン、イモータン・ジョー演じるラッキー・ヒュームも驚嘆している。「こんなに没頭しているクリスは初めて見た」と役作りに対するクリスの集中力と、現実でも人々を惹き付ける“カリスマ性”に衝撃を受けた様子。

クリスの入念な役作りにより、ディメンタスがついに降臨。ミラー監督も「歴史上の支配者のようだ」と大満足。フュリオサを演じたアニャも「クリスの今回のルックが大好き。初めて見たときとてもクールで、設定にピッタリだと思った」と、その完成度に最大限の讃辞を送った。

ディメンタスの心の機微を演じたクリスに対して、SNSでは「フュリオサ、マックス、イモータンには希望があるが、ディメンタスは果てしない絶望しかない。だからしぶとい」「ディメンタスの人物造形が興味深い。かれの狂気は『人間性の残滓』という感じなんだよね。家族を失って虚無におそわれた人間のあり方のひとつで、そういう意味では彼は闇堕ちしたマッドマックスだ」「ディメンタスは馬鹿で狂ったように振る舞わないとやってられない絶望に呑まれた人間に見えたのでかなり気に入っている」とファンも大絶賛。さらに、「ディメンタスはくそったれなのにどこか可愛いのはクリヘムだからかな。ベール?が白→赤→黒に変化するのも意味深」「ディメンタスのマントがフェーズごとに色が変わっていったのも、そのマントを最後追い詰めた頃にはフュリオサが羽織っていたところも、全てが漫画的で美しかった」「衣服が白→赤→黒になったのはヨハネの黙示録に出てくる騎士たちから着想得てるよね。色の順番も同じだし。もう一回観た時に彼の行動も意識してみよっと」と衣装の細かな変化による演出も好評を博している。

本作は、フュリオサの15年の物語だが、ディメンタスの15年の物語と考えると、また違った側面が見えてくるはず。フュリオサは母との約束を胸に、この世界に希望を見出しているが、対するディメンタスは世界にある意味絶望していると言える。年を経るごとに、見た目や、名乗り方が変わることで、その繊細な心の変化を表現した、クリスの熱演と合わせて必見。初見ではなかなか気づけないようなディメンタスの“変化”も、繰り返し観ることで味わいが倍増するはず。

『マッドマックス:フュリオサ』は大ヒット上映中

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