生涯乗船禁止も……クルーズ旅行でやってはいけない10のこと―香港メディア

香港メディアの香港01は12日、クルーズ旅行でしてはいけないNG行為を10個紹介した。

香港メディアの香港01は12日、クルーズ旅行でしてはいけないNG行為を10個紹介した。

記事は「クルーズ旅行は近年、休暇を過ごす際の一つの選択肢になっている。船上でおいしい料理やエンターテイメントを楽しみ、寄港地では現地の様子を体験することができる」とした上で、「クルーズ船に乗る際に気を付けるべきことがある。不適切な行為をした場合、下船させられたり、ブラックリストに登録されたりすることもある」と注意を呼び掛けた。

一つ目のNG行為は「船室内での喫煙」。記事は「乗客は指定された喫煙所でのみ喫煙できる。共用スペースや室内ではたばこを吸ってはならず、吸い殻や灰を海に捨てるのもNG。船室で吸った場合、スプリンクラーが作動する可能性があり、損害賠償を請求されることもある。テラスも禁煙だ」と説明した。

二つ目は「未成年者はカジノやダンスホールに入ってはいけない」。記事は「クルーズ船ではバーやカジノなどに入場する際の年齢制限が厳しく、一部の船では未成年者の入場自体が禁止されている」とした。

三つ目は「ヘアアイロンに注意」で、記事は「ヘアアイロンなど発熱する製品はクルーズ船に持ち込むことができない」としているが、船によっては持ち込み可能な場合もあるようだ。

四つ目は「服装」。記事は「多くの人はリラックスするためにクルーズ船に乗るが、特定の場所では服装に気を遣わなければならない。一部の船のディナーではドレスコードがあり、ジーンズやTシャツ、短パン、スリッパなどカジュアルすぎる服装では会場に入れないことがある」とし、「水着や裸足、上半身裸などの姿は、いかなる時間帯も禁止されている」と補足した。

五つ目は「酒」。記事は「船によってはアルコール類の持ち込みが禁止されている場合がある。また、レストラン等の共用施設で飲酒する場合、開栓料が加算される船もあるため初心者は注意が必要だ」とアドバイスした。

六つ目は「部屋の設備の破壊」。記事は「船の設備を破壊した場合、補償費用が加算される。部屋に入ったらまず設備が正常に機能していることを確認し、問題があればすぐにスタッフに知らせることをお勧めする」とした。

七つ目は「備品の持ち帰り」。記事は「ホテルに宿泊した際に部屋にあるものを土産として持ち帰る人も多いが、ホテルであれクルーズ船であれ、部屋の設備・備品はすべて“レンタル品”である。むやみに持ち帰ると料金が請求される可能性がある」と注意喚起した。

八つ目は「よじ登ったり柵に座ったりすること」。記事は「クルーズ船では安全上の問題から(高所に)よじ登ったり、柵に座ったりする行為は禁止されている。過去には自撮りのためにテラスの柵の外に出た乗客がいたが、下船を要求され、関連グループのクルーズ船に乗ることを一生涯禁止された」と説明した。

九つ目は「他の乗客に迷惑をかける行為」。記事は「クルーズ船のスタッフは、乗客が破壊的、威嚇的、侮辱的であると判断した場合、またはほかの乗客に迷惑をかけていると判断した場合、当該乗客を下船させることがある」とし、「以前、ある夫婦が部屋でイチャイチャしていたがテラスのドアを開けていたため隣室に丸聞こえになり、それが元でけんかに発展し、最終的に下船を求められた出来事がある」と解説した。

最後は「タイタニックは禁句」。記事は、過去にあるネットユーザーがクルーズ船で食事中にうっかり「タイタニック」と言ったところ周囲が静まり返ったという動画を投稿し物議を醸したことを挙げ、「言っても問題ないという人もいるが、他の乗客に気を配る意味でも避けた方が良いだろう」とした。(翻訳・編集/北田)

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