洗濯物の部屋干しで気になる生乾きの臭い 防ぐための洗い方と干し方のコツとは

部屋干しで洗濯しても臭うことが…(写真はイメージ)【写真:写真AC】

日本気象協会が16日に発表した梅雨入り予想によると、今年は九州北部から東北にかけて梅雨入りが遅れていますが、この週明けには梅雨前線が本州付近に停滞、次の週末までには関東甲信も含め広く梅雨入りとなる見通しです。雨が降り続く季節になると、頭を悩ますのが洗濯物。部屋干しした洗濯物から不快な臭いがして、困った経験もあるでしょう。花王株式会社、花王アタックの公式インスタグラムアカウント(kao_attack_jp)では、部屋干しのコツを紹介しています。生乾きの臭いを防ぐポイントは「干し方」だけではないようです。

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部屋干しや生乾きの臭いを防ぐ「洗濯のとき」「干すとき」のポイント

「梅雨の時期に必見!」

そんな書き出しの投稿では、部屋干しの悩みのひとつである臭いについて解説しています。そもそも臭いの原因は、菌。洗濯物に汚れが残っているほか、部屋干しで生乾きの状態が長く続くと「菌が繁殖しやすくなり、臭いが発生します」と説明しています。

部屋干しの生乾きの臭いを防ぐためには、「干し方」だけに意識を向けがちかもしれませんが、実は「洗濯の仕方」も重要なポイントに。臭いのもととなる菌の繁殖を抑えるためのコツを「洗濯のとき」「干すとき」の工夫として紹介。それぞれを見てみましょう。

【洗濯の工夫】
○洗濯物は詰め込みすぎない
詰め込みすぎると洗濯物がうまく動かず、汚れをしっかり落とせません。洗濯槽の七分目の量を心がけましょう。

○洗剤や漂白剤を上手に使う
部屋干し用の洗剤や抗菌効果のある洗剤を使いましょう。必要に応じ、漂白剤入りの洗剤を使ったり、洗剤と一緒に酸素系漂白剤を活用したりすることも効果的です。

○すすぎは必ず水道水で!
すすぎには風呂の残り湯を使わず、水道水を使うようにしましょう。

【干し方の工夫】
○重なり合わないように干す
とくに部屋干しの場合は、洗濯物同士が密着しているとなかなか乾きません。布と布が重ならないよう、空間を作って干しましょう。

空間を作って干す方法として「逆さバンザイ干し」「筒状の吊り干し」「蛇腹干し」の3つを紹介。それぞれ適した洗濯物の種類や干し方に加え、わかりやすいイラストを添えて説明しています。

きれいにするために洗濯したのに、菌が繁殖したり、嫌な臭いがしたりしては、台無しになってしまいます。雨の季節にも、洗い立ての服を気持ちよく着られるように、部屋干しのコツを上手に活用したいですね。

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