ブルック・ライトさんは、米ノースカロライナ州シャーロットを拠点に活動するフォトグラファー。
子どもや若者を中心に、さまざまなポートレートを撮影しています。
TikTok をきっかけに、ブルックさんのある「撮影手法」が話題になりました。
それは、少女たちに「笑って」と言わないこと。
5月17日にブルックさんが投稿したTikTokでは「撮影のため女の子たちに来てもらい、スペースをとり、笑いたくなければ笑わなくていいよと伝えた」という紹介文の後、クールな表情の少女たちの写真が次々と表示されます。
投稿は反響を呼び、104万回以上再生されています。「みんなとてもパワフルで、ありのままだ」「携帯の画面を通して、彼女たちの力を感じる」など、称賛のコメントであふれました。
なかには、子育て中のママパパからの声も。
「私の娘は表情がクールで、無理やり笑わされるのが大嫌いなの。この投稿を気に入ると思う」
「うちの双子の娘たちは写真に写る時、誰に対しても絶対に笑わない。(写真を撮ってもらうなら)あなたみたいなフォトグラファーがいいな」
「すごくいい! なんで女の子はいつも笑ってないといけなかったんだろう」「これで『笑ったほうがかわいいのに』も言われなくなるね」などのコメントにブルックさんは、こう返信しています。
「その通り! それに、ほとんどの撮影では素晴らしい笑顔も撮れました。どれも彼女たちの意向に沿ったもので、自然な笑顔でした」
ブルックさんはSNSで、作品とともに自身の信条を伝えており、その言葉に賛同する人々がブルックさんを応援しています。
「あなたの息子は写真を撮られるのが嫌いなの? ありのままの姿で写れないのが嫌いなのではなく?」
もちろんブルックさんは女の子に限らず、男の子にも同じアプローチで撮影しています。
「私が子どもの写真を撮っていると言うとみんな、ぎこちない笑顔で着飾った、鮮やかな色の写真を想像するけれど…」
「私の撮影では好きなものを着て、笑いたい時に笑って」
「女の子は、ただの『かわいくて完璧な笑顔』より、もっといろんな表情を見せられる」
ブルックさんのSNSはこちら👇
TikTok:@bdlighted
Instagram:@bdlighted