知人を木刀などで殴った疑いで無職の男逮捕 被害者の男性はその後死亡 犯行が直接の死因ではないとみられているが…

知人男性を木刀などで殴った疑いで、男が逮捕されました。

江津警察署に傷害の疑いで逮捕されたのは、住居不定、無職の39歳の男です。

警察によりますと、男は、5月25日午後4時20分ごろ、警察に「知人が亡くなっている」旨の通報を警察にしました。警察官が現場に向かったところ、江津市内自分の居室で亡くなっている男性(30代)を発見しました。

遺体に不審なあとなどがあったため、通報した男に事情を聞いたところ、今年4月30日ごろから5月24日ごろまでの間に、男性の居室で男性の頭を木刀で数回殴るなどの暴行を加え、けがを負わせたことが明らかになり、5月26日に緊急逮捕しました。

その後、1月6日から1月8日ごろにかけても男性の居室で、顔面をこぶしで殴るなどの暴行を加え、左眼球打撲傷など全治約10日の傷害を負わせたことも明らかになり、6月16日、再び傷害の疑いで逮捕しました。

男は男性の家に居候していたとみられ、調べに対し、「間違いありません」と両件とも容疑を認めているということです。

警察は男性の死亡時の状況から、男の犯行と死因には直接の関係はないとみていますが、犯行の動機や経緯などについて、引き続き調べています。

© 株式会社山陰放送