青学大が2年連続6度目の日本一 決勝で早大下す…11年東洋大以来の大学選手権連覇

2年連続6度目の優勝を飾った青学大【写真:加治屋友輝】

2010年、2011年の東洋大以来となる2連覇

全日本大学選手権の決勝が16日、明治神宮野球場で行われ、東都大学代表の青学大が東京六大学代表の早大を2-1で下し、2年連続6度目の優勝を飾った。同大会の連覇は2010年、2011年の東洋大以来。

青学大は4回に2失策で1点を失ったが、5回1死三塁で8番・中田達也外野手(3年)が同点適時打。さらに2死三塁とし、藤原夏暉内野手(3年)の中前適時打で勝ち越しに成功した。

投げては4回途中から登板した2番手のヴァデルナ・フェルガス投手(3年)が4回2安打2四球無失点、3奪三振の好投を披露した。3番手の鈴木泰成投手(2年)も8回に1死満塁のピンチを凌いだ。

安藤寧則監督は試合後、「一つ一つ勝ち切ったというのは非常に価値があったと思います」と選手たちをほめたたえた。一方で、「勝つことの難しさを学べていっていると思いますので、一つ一つ丁寧に積み重ねて。まだまだ向上心を持ってやっていきたいと思います」と切り替えた。

2年連続で東都大学代表対東京六大学の対戦。早大は9年ぶり6度目の優勝を目指したが、あと一歩及ばなかった。(Full-Count編集部)

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