県内世界遺産を紹介 アイーナ パンフなど資料展示【岩手】

アイーナで開かれている「岩手世界遺産展2024」

 県内の世界遺産を紹介する「岩手世界遺産展2024」は15日、盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で始まった。ポスター・パンフレットの展示や動画の放映を通じ、それぞれの世界遺産の価値や魅力などを伝えている。入場無料。30日まで。

 県内外からの来館者に世界遺産「平泉の文化遺産」(平泉町)、「明治日本の産業革命遺産」に含まれる橋野鉄鉱山(釜石市)、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ御所野遺跡(一戸町)をPRしようと、同センターが毎年開催している。

 会場では、三つの世界遺産について紹介する8枚のポスターや15種類のパンフレットを展示しているほか、御所野遺跡の紹介動画(約16分間)を放映。各遺産の歴史や特徴、関連遺跡、エリアマップなどのほか、周辺の観光スポットや宿泊施設なども併せて紹介している。

 パンフレットは自由に持ち帰りできる。開催時間は午前11時~午後5時。

 県内では、平泉が世界遺産に登録された6月29日の「平泉世界遺産の日」に合わせた関連イベントなども予定されており、同センターは「市町村のイベントなどにも参加し、それぞれの世界遺産を巡ってほしい」としている。

© 岩手日日新聞社