キム・ジウォンからアン・ヒョソプまで、アイドルにも負けない規模のファンミーティングが話題

写真=OSEN DB

キム・ジウォン、パク・ボゴム、アン・ヒョソプまで、人気アーティストのコンサートに負けない規模のファンミーティングが関心を集めている。俳優もアイドルに負けないファンダム(特定のファンの集まり)を持っている時代になり、スターの影響力が領域を問わず広がっている。

最近、HighZiumStudioは女優キム・ジウォンの初のファンミーティングツアー「BE MY ONE」を発表した。韓国では6月22日、ソウル市麻浦(マポ)区の新韓カードSOLペイスクエアライブホールで、初の単独ファンミーティングを開く。tvNドラマの最高視聴率を記録した人気ドラマ「涙の女王」でヒロインを務めた彼女の初のファンミーティングであるだけに、ファンの反応は熱かった。ファンの間では、「もう少し大きな会場でやってほしい」という声も上がった。

キム・ジウォンに先駆けて、錚々たる俳優たちがファンミーティングでファンに会った。「ボゴム福祉部」というファンの名称まで有名な俳優パク・ボゴムは、2017年に4500人を収容できる慶煕(キョンヒ)大学平和の殿堂でファンミーティングを行った。その後、2019年には8000席を超える高麗(コリョ)大学花井(ファジョン)体育館まで規模を拡大。昨年行われたファンミーティングもオリンピック公園オリンピックホールで開催された。俳優パク・ソジュンも8月に日韓でファンミーティングを開催することを発表し、期待を高めている。

写真=HighZiumStudio、THE PRESENT COMPANY

俳優アン・ヒョソプは昨年7月と11月、わずか半年も経たないうちに高麗大学花井体育館でファンミーティングを開催した。「浪漫ドクター キム・サブ」を経て、「ホン・チョンギ」と「社内お見合い」まで立て続けに大ヒットを記録した彼であるだけに、ファンの反応はひときわ熱く、特にBIGBANGのSOLのソロ曲「VIBE」に合わせてダンスまで踊り、コンサート級のステージを披露した。

ファンミーティングでいつもとは異なる姿を見られることも魅力ポイントだ。最近では、パク・ミニョンがBLACKPINKのジェニーのソロ曲「YOU&ME」、イ・ジョンソクがSEVENTEENのユニットブソクスンの「Fighting」を披露したことなども話題になった。

ドラマ「無人島のディーバ」で歌手まで演じた女優パク・ウンビンは、なんと「ファンコンサート」を開いた。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の大ヒットで確固たるファンダムを築き、「無人島のディーバ」で本物のディーバ(歌姫)になった彼女は、今年初めにオリンピックホールでファンの前に立った。ガールズグループに負けないパク・ウンビンのパフォーマンスが、現場を訪れたファンに大きな感動を与えた。

ファンミーティングは、スターとファンダムがお互いの絆を最もはっきりと確認できる瞬間でもある。アイドルだけのものだと思われていたファンダムが、今では俳優たちにも広がり、彼らに新たなアイデンティティを与えている。その影響力は単純なファンミーティングの規模を超えている。

例えば、女優キム・ゴウンの場合、ファンミーティングでNewJeansのヒット曲「Hype Boy」をカバーした映像がSNSを通じて爆発的な反響を呼んだ。また、イ・ドンウクはウェブバラエティ「ピンゲゴ(言い訳で)」に出演したことから“ウクドンイ”という愛称を得て、彼に似せたキャラクターのウクドンイがグッズとして発売されたほどだ。

アイドルスターがダンスと歌という歌手としての本業の他に、ファンとの関係を通じて新たな魅力と価値を模索していくように、ファンダムを持つトップ俳優の能力にも、本業の演技を超え、ファンダムとの相互作用が追加されている。

© 株式会社ライブドア