イオンレイクタウンで“全国植樹祭”1年前記念イベント開催 川口出身シンガーソングライター吉沢嘉代子さん熱唱 岡山県から引き継いだ植樹祭シンボル“木製地球儀”、埼玉63市町村を巡回へ

全国植樹祭1年前記念イベントで植樹を行う島田玲子越谷市議会議長ら=15日午前、越谷レイクタウンmori

 2025年春に秩父ミューズパーク(埼玉県秩父市、小鹿野町)で開催する第75回全国植樹祭の機運醸成を図る1年前記念イベントが15日、越谷市のイオンレイクタウンmoriで行われた。

 大野元裕知事らが出席した記念式典では代表者による植樹を嵐山モウモウ緑の少年団の子どもたちがサポートし、「木製地球儀」の巡回展示出発式では、岡山県から引き継いだ植樹祭のシンボルである木製地球儀を大野知事が福田晃越谷市長に手渡した。木製地球儀は県内63市町村を9カ月間で巡回する予定。

 その後、川口市出身のシンガーソングライター吉沢嘉代子さんが作詞・作曲した大会テーマソング「メモリー」が吉沢さん本人の歌唱で披露された。北堀篤秩父市長は「循環型社会の中で山間地域が担う役割、森の大切さを子どもたちの未来につなぐ。歴史に残るイベントを皆さんと共有しながら盛り上げたい」と話した。

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