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落石を防ぐため巨大な岩の撤去工事が行われている安中市松井田町の上信越自動車道のトンネルの工事現場が、はじめて一般公開さました。
一般公開には、午前と午後、合わせて約70人が参加しました。
岩の撤去工事が行われているのは、上信越自動車道松井田妙義インターと碓氷軽井沢インターの間にある北野牧トンネルです。
巨大な岩の塊は、トンネルの長野県側の入り口の上にあります。
工事は、岩の破片が飛び散らないようダイナマイトは使わず、ビッガーと呼ばれる重機で岩の内部から亀裂を入れる「油圧割岩工法」で安全に行われています。
現場公開では、実際に工事の実演も行われ、担当しているネクスコ東日本長野工事事務所の小暮英雄所長が参加者に解説しました。
岩の塊は当初、高さが70メートルあり、落石の恐れがあることから2017年から撤去工事が進められ、5年後の2029年に完了する予定です。
参加者は、工事のために高く組まれた足場も見学し、工事の安全性を確認していました。