「すごくうれしい」小木曽喬が韓国でツアー初優勝 3位に比嘉一貴と前田光史朗

ツアー初優勝を飾った小木曽喬 ※撮影は2024年「バンテリン東海クラシック」(撮影/大澤進二)

◇国内男子◇ハナ銀行 インビテーショナル 最終日(16日)◇ナムチュンチョンCC(韓国)◇7335yd(パー71)

2打リードの単独首位から出た27歳の小木曽喬が5バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算14アンダーでツアー初優勝を挙げた。

小木曽は2014年「日本アマ」を日本人選手としては当時最年少の17歳115日で制覇。翌年にプロ転向し、今季は初の賞金シード選手としてツアーに参戦した。前週の国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権」に続いて首位で最終日を迎えた今週、韓国開催の日韓共同主管大会で初タイトルをつかんだ。

YouTubeで中継された優勝インタビューでは「ツアー初優勝ですごくうれしいですし、韓国という土地で勝てたこともすごく自信になる」とコメント。首位タイで迎えた最終18番(パー5)、「すごく緊張していたけど、最後は相手のスコアもあまり分かっていなかったので、絶対にバーディを獲ることだけ」と、グリーン手前からの3打目をピンに絡めるバーディフィニッシュで決着をつけた。

1打差2位にチャン・ユビン(韓国)。通算11アンダーの3位に前田光史朗と2022年日本ツアー賞金王の比嘉一貴。通算8アンダーの5位にツアー1勝の鍋谷太一、イ・サンヒ(韓国)、リチャード・リー(カナダ)が続いた。

「日本ゴルフツアー選手権」からの連勝がかかっていた岩田寛は通算6アンダー12位。稲森佑貴が通算5アンダー20位、米澤蓮が通算9オーバー61位だった。

前年覇者のヤン・ジホ(韓国)は通算4アンダー25位で終えた。

<上位成績>
優勝/-14/小木曽喬
2/-13/チャン・ユビン
3T/-11/前田光史朗、比嘉一貴
5T/-8/鍋谷太一、イ・サンヒ、リチャード・リー
8T/-7/パク・ウンシン、チェ・スンピン、オク・テフン、ドンファン

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