連覇の青学大・西川史礁が涙、マーク厳しく大会2安打0打点 「うれしさ、みんなに助けられた気持ち、悔しさ」

 胴上げされる青学大・西川(撮影・佐々木彰尚)

 「全日本大学選手権・決勝、青学大2-1早大」(16日、神宮球場)

 大会史上6校目8度目の連覇を果たした青学大の西川史礁(みしょう)外野手(4年・龍谷大平安)が試合後取材で涙を流した。

 今秋ドラフト1位候補とだけあって相手チームからのマークも厳しく、今大会は4試合で2安打0打点と苦しんだ。「自分の甘さがこの大会で出た。日本一をとれたうれしさ、周りのみんなに助けられたという気持ち、チームのために自分が活躍できなかった悔しさです」とこぼれ落ちる涙を拭った。

 昨年、先輩たちと果たせなかった4冠(春秋リーグ戦、全日本大学選手権、明治神宮大会)を狙う秋へ向け、「チームとしてもきょうの試合で課題が出た。コツコツつぶして、チーム力を上げていきたい」と雪辱を誓った。

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