高校サッカーインターハイの県予選・決勝が行われ、全国大会出場をかけ熱戦が繰り広げられました。
決勝は、初優勝を目指す赤の共愛学園と2000年以来24年ぶりの優勝を目指す緑の常磐の一戦です。
先手をとったのは共愛学園でした。前半28分、栁澤のスルーパスに反応したのは中野。
準決勝で大会6連覇中の前橋育英をくだした勢いそのまま、共愛が先制に成功します。
さらに、前半36分、中盤でボールを奪うと一気にカウンター。
坂本からボールを受けた能登が絶妙なスルーパス。またも抜け出した中野がゴール右に決め、2対0とリードを奪います。
一方の常磐は前半38分、左サイドのクロスに丹治が合わせますが、ここは、共愛のゴールキーパー五位野が立ちはだかります。
後半に入っても共愛の猛攻は続きます。後半11分にコーナーキックから坂本が押し込み3対0とすると、後半19分、相手のミスを逃さなかった坂本がこの位置からシュートを決め、4ー0。リードを広げます。
反撃したい常磐は、後半27分、春山が右サイドを突破しクロス。キャプテン丹治があわせ1点を返します。
しかし、反撃もここまで。結局共愛が5対1で常磐をくだし初優勝を果たしました。
優勝した共愛は、7月27日に福島県で開幕する全国大会に出場します。