田嶋陽子氏が〝犬猿〟の桂ざこばさん追悼「困った人でしたよね」「頭から私の言う事反対」

田嶋陽子氏(左)と橋下徹氏

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏、元参院議員の田嶋陽子氏が16日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。同番組で長らくパネラーを務めていた桂ざこばさん(享年76)を追悼した。

橋下氏は「ご年齢見ても、ちょっと早すぎるのかなというふうに思いました」と残念そう。

現職の知事、市長時代も食事しながらいろいろ話を聞いたそうで「本当に芸を愛して芸をしっかり伝えていかなきゃいけない、それから若者世代に対しての応援メッセージというものがものすごい強かったですね。『若者なんて失敗してもええよ』と。『とことん行け』というようなね。今度は僕らがざこば師匠からいただいたメッセージを若い人たちにしっかり伝えていかなきゃいけないなと思います」と決意を示した。

進行役の黒木千晶アナから「いつもケンカしてましたね」と話を振られた田嶋氏は「いやあ困った人でしたよね。もう頭から私の言う事反対してるからね。『女は飯作って子供産めばいい』って、すごい一点張りでしたね」と苦笑いし「でも最後になったらちょっと変わってきて、いい人になってきたけど」としみじみ語った。

黒木アナに「一緒に靖国にロケに行きましたよね」と告げられると、「行きました、行きました。そういう時はいい人ですね。なんか人情味のある、何とも言えない味のある方でしたね。はい、大好きでしたけど」と惜しんだ。

また田嶋氏自身が83歳とあって「76歳って若いよね。もうひと人生あるのにね、先にね。残念だったね」とぽつり。

橋下氏は「(初代MCのやしき)たかじんさんとまた、ガガ!ってなってる(議論してる)ん違いますか」と天国での様子を想像していた。

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