天海祐希「面白くなってきたじゃない!」 市川猿之助降板の劇場版『緊急取調室』新キャストを発表

天海祐希

公開延期となっていた女優・天海祐希(56)主演映画「緊急取調室 THE FINAL」の公式X(旧ツイッター)アカウントが16日、更新。俳優・石丸幹二(58)を新たなキャストとして迎え、再始動することが発表された。

同作は天海が取調官を演じるテレビ朝日系の人気ドラマシリーズの劇場版で、は俳優・市川猿之助(48)が首相役で出演していたが、猿之助は2023年に自殺ほう助の罪で有罪判決。事件を受けて同作は当初、同年6月16日の公開を予定していたが、延期となっていた。

公式Xには「再始動のお知らせ」と投稿され、「公開を延期しておりました、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』ですが、この度、新たなキャスト・石丸幹二さんを迎え、再始動させて頂く運びとなりました」と発表。続けて「昨年公開を予定していた6月16日に合わせまして、皆様にご報告させていただきます」とポストされている。

また、公式サイトには天海からのコメントが掲載。天海は「楽しみにしていてくださった皆様、大変お待たせしてしまいました。スタッフ・キャスト一同、劇場版『緊急取調室 THE FINLA』を必ず皆様にお届けしたいと思ってきましたが、やっとこうして再始動を発表できる日を迎えることができました」と報告。

続けて「この1年の間に歳はとってしまったけれども(笑)、色々なことをバネにして、さらにパワーアップしたキントリの最後を飾るにふさわしい〝ベストの作品〟をお届けすることを、ここに力強く宣言させていただきます!」と胸中を伝えた。

さらに「キントリチームでも、またみんなに会えるのが嬉しいよね、と話しています。そして、新たにこの映画に参加してくださる石丸幹二さんとキントリメンバーでぶつかり合えることにも胸を躍らせています」とし、「感謝を込めて劇場版『緊急取調室 THE FINAL』をお届けしますので、どうか公開まで待っていてください。面白くなってきたじゃない!」と意気込んでいる。

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