16日朝、富士宮市の山林にしかけられたシカやイノシシ用のワナに体長1メートルあまりのツキノワグマがかかり、捕獲されたあと山の中へと戻されました。
池田孝記者「あちら木の間に黒い物体が見えて動いています。かなり大きく見えます」
富士宮市白糸地区のシカやイノシシ用のワナにかかったのは、大人のオスのツキノワグマです。
見つかったのは、民家から200メートルほどの場所にある山林で、麻酔銃で撃たれ眠らされたあと捕獲されました。
捕獲されたクマは全長130センチ体重44キロほどあり、体長などを計測したあと市の職員や業者が人のいない山の奥へと戻しました。
発見者「ワナがかけてあるので、そこを見に行った。クマがかかっていて驚いたというものではなくびっくり、怖くて、急いで逃げてきた」
富士宮市ではクマの目撃情報が今年に入ってから14件あり、おとといも目撃されているため、市が注意を呼びかけています。