5月末現在の交通事故死者数 令和元年以降最少 京都府警調べ

ことし5月末までの京都府内の交通事故の死者数は17人で、令和元年以降の同じ時期で比べると最も少ないことが分かりました。京都府警のまとめによりますと、ことし1月から5月末までの交通死亡事故の発生件数は16件で、亡くなった人は17人でした。去年の同じ時期に比べると死者数は9人減少していて、令和元年以降で最も少なくなっています。亡くなった17人のうち、65歳以上が11人で、歩行中の事故や乗車中の単独事故が多いことから警察が注意を呼びかけています。交通死亡事故が減少した要因について警察は、これまでの事故の発生状況などから京都市内での事故防止対策を強化した結果ではないかとしており、市内で発生した交通死亡事故は去年に比べて10件減少しました。また、5月末までの交通事故の発生件数は1619件と、去年の同じ時期と比べて62件の減少となっています。京都府警は、これから梅雨の時期や夏の行楽シーズンを迎えるにあたり、ドライバーに安全運転を呼びかける啓発などに力を入れるとしています。

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