後藤輝基 驚かない現代っ子に物申す「(息子が)当たり前みたいにカプレーゼ食うとるわ」「ピザが甘いということに驚け!」

生まれたときから、身の回りになんでもそろっている現代っ子が、なかなか驚かないという話題で盛り上がりました。

【写真】『酒のツマミになる話』のシーン

大悟(千鳥)さん、フットボールアワー(岩尾望さん、後藤輝基さん)、ゲストに、神田愛花さん、小瀧望(WEST.)さん、関根勤さん、髙比良くるま(令和ロマン)さんが出演した、6月14日放送の『酒のツマミになる話』。

小瀧望「両親は真ん中の席に僕を座らせる」に、関根勤「愛されてるんだよ!」

小瀧さんは「僕27歳なんですけど、いまだに親に守られていて。親って過保護になっちゃうものですか?」と問いかけました。

両親と映画を観に行くときも、焼き鳥店のカウンター席に座るときも、両親は「真ん中の席を僕にくれる。“サンドイッチ”してくる」そう。

これを聞いた一同から「しゃべりたいってのもある」(大悟)、「均等に、両方からしゃべりたいんやな」(後藤)、「愛されてるんだよ!」(関根)という声があがりました。

小瀧さんいわく、お店を出て40秒くらいのところにあるトイレに行く際も「絶対ついてくる」といい、心配性の父親が母親に見に行かせるのだとか。小瀧さんが、運転免許を取りに行った際も…。

小瀧:みんな、友だちと一緒か、一人で来てるなか。(自分は)お母さんと一緒に行って。

一同:(!!)

小瀧:僕は「いい」って言うんです。「恥ずかしいし、一人で行けるから。大人やし」って言うんですけど、親父が折れないんですよ。

大悟:まさか、今日来てないよね!?

一同:あはははははは。

「いないよなぁ!?」(髙比良)、「いらっしゃらない?」(神田)と言って、みなスタジオ内をキョロキョロ。小瀧さんは「来てたら、やばいっすね」と笑いました。

関根さんからは、親の立場からのエピソードが。娘の関根麻里さんのことを「怒ったこと、手もあげたこともないし。もう甘々で、僕はずっとふざけてた」といいます。

関根:3、4歳のころ。お風呂入る前に「ケツケツダンス」。僕がケツ出して「ケツ、ケツ、ケツ、ケツ~♪」って叩かせてね。

後藤:楽しい家庭!

大悟:うらやましいですよ(笑)。

一方、神田さんは「お嬢で世間知らずだった」という母親に、一人暮らしの部屋を決めてもらったときのことを語りました。

母親が「愛花の好きなピンク色のネオンも見えるから」という理由で、五反田にあるマンションを選んでくれたそうですが、「大人のお店のピンクなんですよ。母はわかってなくて。私の好きなピンクの夜景が見えると思って…」と言って、苦笑い。

これには「ピンクっちゃピンク!」(大悟)、「店舗内容はさておき!」(後藤)、「綺麗は綺麗ですからね」(小瀧)との声があがりました。

現代っ子はどデカいテレビにも、カプレーゼにも驚かない!

そんななか、大悟さんは自分の子どもについて感じた「贅沢(ぜいたく)させたことの弊害」を語りました。

大悟:「家のテレビを買いに行く」って、子どものころの一大イベント。

そう言うと、「超一大イベント!」(後藤)、「超高級品!」(関根)と同調の声が。

大悟:いまだに覚えてる。島に、初めてデカいテレビが来た日。なんか世界が変わったかのような。リモコン付きのテレビ、きょうだいで取り合った、あの思い出があるから…。

一同:うん。

大悟:この前(自分の子に)「テレビ買いに行くぞ」って言って。当然、子どもら2人もついてくると思ったら「行ってきたら?」みたいな(反応で)。「おまえら、テレビ選びに来んの?マジか!」って思って。

関根:時代が変わった。

大悟:こうなったら親父の力、見せつけたろと思って。どデカいテレビ買うて。家に届いた日…。

一同:おお(と、興味津々)!!

大悟:箱開けて、設置してリモコン置いとったら…テレビもつけやがらへんの。

一同:えーーーっ!?

小瀧:でっかいのに!?

大悟さんが「デカいテレビに興味がないんや」と言うと、関根さんはさみしそうに「ショックだねぇ」とコメントしました。

そして、同じように後藤さんが子どものある反応を語ると、ここから“驚かない現代っ子”の話題に。

後藤:当たり前みたいにカプレーゼ食うとるわ。スマホ見ながら。「おまえ、ちょっとは喜ばんかい」と。「この食べものって、一体何なの?」という興味を持たぬか!と。(目を見開いて)カプレーゼやで!?

大悟:「なんでパパ、これはカプレーゼって言うの?」って…ワシは、答えれんけども!

後藤:それを調べるためのスマートフォンや。甘ぁーーいピザを、普通に食うとるわ。ピザが甘いということに…。

後藤&大悟:(声をそろえて)驚け!

一同:(大笑い)

大悟:(僕らのころは)白いスパゲティで、びっくりしたんですよね。

岩尾:ケチャップしかなかったもんね。

後藤:カルボナーラが初めて目の前に来たときの驚き!

関根:最初、ミートソースとナポリタンしかなかったから。

後藤:全部赤い(笑)!

関根:あれも、僕はびっくりしたのよ。ペペロンチーノ。何にもないじゃん!

大悟:具がないじゃん!なのに、値段あんまり変わんないじゃん(笑)。

後藤:(立ち上がって大笑い)

と、さまざまな食べ物を初めて見たときの感動を語り合って大笑いしていると、髙比良さんからは意外な反応が。

髙比良:うらやましいっすよ。そんなに“上陸”を味わってたんですか!?

髙比良さんは「物心ついたときからサイゼリヤとかあったので。パスタのスターターデッキみたいなのがそろってたんですよ」と言って…。

髙比良:もとからあるから(今の子どもは)びっくりしないんですよ。

後藤:そや、そや。息子からしたら、全然(当たり前に)あるもんやから。

髙比良:それは、“上陸”しないと、さすがに検索しないですよ!

現代っ子が驚かない理由があきらかになり、みな納得。

髙比良さんが「俺は、いろんな機会を逃してるんですね…」と、ちょっぴり寂しそうに言うなか、大悟さんは「ワシは、ドリア食うたとき(作った人が)『間違えたな』と思ったもん。グラタンに米入れてもうてるやん!って」と言って、みな大笑いとなりました。

『酒のツマミになる話』(フジテレビ)2024年6月14日(金)放送より

© 株式会社フジテレビジョン