「日本ハム3-3巨人」(16日、エスコンフィールド)
試合後の大型ビジョンに、球場スタッフから来場した巨人ファンへのメッセージが映し出された。
メッセージは巨人の本拠地・後楽園や東京ドームが、日本における「ボールパークの歴史」の幕開けを象徴する存在とし、隣接地に映画館やホール、遊園地、ホテルなどが展開する先見性をたたえる内容。首都圏に複数の新球場建設が計画される中で「どの球場がナンバーワンかを競うのではなく、世界から『日本の野球場は設計・サービス・快適性、どれをとっても優れている』と評価される環境を一緒に創り上げたい」と呼びかけた。
SNSでは「言われてみれば東京ドームもボールパークなんだなぁ」「このホスピタリティーは嬉しいな」「エスコンフィールドは素敵な球場よね」「いい球場やな。おもてなしがすぎる。いつか必ず行くからね」などとコメントが寄せられた。
球場スタッフからのメッセージ全文は以下の通り。
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読売ジャイアンツファンの皆さまへ
エスコンフィールド2年目、ジャイアンツとは初の交流戦にご来場いただきましてありがとうございました。
1937年に開業した後楽園スタヂアム、1988年に開業した東京ドームは日本における「ボールパークの歴史」の幕開けを象徴する存在です。
球場でのサーカス開催にはじまり、隣接地に映画館・ホール・遊園地・ホテルを展開するという先見性に感服いたします。
何か新しいことを始める際には、さまざまな問題や障害が発生しますが、それを乗り越える事で「新たな文化」や「未来への一歩」が生まれるという事を、皆さまから学ばせていただきました。
2030年代には、首都圏にいくつかの素晴らしい球場が誕生する計画があると伺っています。国内でどの球場がナンバーワンかを競うのではなく、世界から「日本の野球場は設計・サービス・快適性、どれをとっても優れている」と評価される環境を一緒に創り上げたいと考えています。
ぜひ、来年も再来年も。機会があればエスコンフィールドにお立ち寄り下さい。この度のご来場、誠にありがとうございました。
球場スタッフ一同