ロッテのドラ1・上田希由翔が両親の前でZOZOマリン初打点 初のお立ち台で「たくさん恩返しできれば」

 中日に連勝しライトスタンドを背に会心の笑みを浮かべる(左から)ポランコ、メルセデス、上田(撮影・開出牧)

 「ロッテ7-2中日」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテのドラフト1位・上田希由翔内野手が、父の日に両親の前で躍動した。「8番・一塁」でスタメン出場し、4打数2安打1打点。ZOZOマリンスタジアム初打点とした。初のお立ち台にも立ち、「(両親は)小さい時から文句を言わずに、自分のやりたいことをやらせてもらっていた。小さい恩返しかもしれないですけど、一つ一つ活躍することによって、たくさん恩返しできれば」と感謝した。

 0-1の二回、1死一、三塁では、右中間へ同点のエンタイトル二塁打。明大の先輩である先発・柳から一打を放った。「打席に入る前、エンドランのサインが出ていた時に、高部さんだったらヒットを打つだろうという感じがあった。ファームではサブローさんに流れの話をされていた。ヒットが打てれば最高だなと思っていた」と振り返った。

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