ロス五輪新種目「ビーチスプリント」全国大会前に清掃活動 独自開発の装置など使いごみ回収(鳥取)

美しい砂浜を守ろうと鳥取県岩美町の海岸で16日、自動車メーカーが開発した機材を使うなどして、砂浜の清掃活動が行われました。
この清掃活動は、自動車メーカー・ホンダの地元販売会社で作る鳥取県ホンダ会が、毎年、社会貢献活動として、県内の海岸で取り組んでいます。
今回は、岩美町の東浜海水浴場が活動場所に選ばれ、ホンダが独自開発した装置「ビーチクリーナー」を使うなどして、砂に埋まったプラスチックごみなどを回収しました。
東浜海水浴場では7月に、ローイング競技の種目の一つで「ビーチスプリント」の全国大会が、日本海側の地域では初めて開催されることになっています。
「ビーチスプリント」は、2028年のロサンゼルスオリンピックに採用される新種目で、砂浜とその沖合いの海岸が会場となるだけに、参加した人たちは少しでもきれいな環境で出場者を迎えようと、作業に汗を流していました。

鳥取県ホンダ会・金口伸会長:
小さなゴミでも危ないゴミがありますので、安全な砂浜を作るためにも少しでもお役に立てればという気持ちで頑張ってやっている。

東浜海水浴場では、7月半ばに海開きを迎えます。

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