日本の“水彩画ブームの立役者”大下藤次郎コレクション展 旅情誘う巨匠の作品の数々(島根)

明治時代の水彩画家・大下藤次郎の作品展が、益田市のグラントワで開催されています。
益田市のグラントワ内にある石見美術館で開催されているコレクション展「海の旅・山の旅大下藤次郎の水彩画」では、明治時代に活躍した水彩画家・大下藤次郎の描いた水彩画やスケッチなど40点が展示されています。
日本の水彩画ブームの立役者ともいわれる大下藤次郎は、津和野町出身の文豪・森鴎外とも親交があることから、石見美術館でも数多くの作品を所蔵しています。
風景画家として日本全国を周った大下は、現地で全て描くのではなくスケッチを持ち帰ってから仕上げることが多く、同じスケッチから複数の水彩画を描いていました。
このコレクション展は、6月23日まで開催されています。

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